人気のHMBですが、その効果はどうなのでしょうか。どのような効果が期待できるのか調べてみました。

HMBの効果

さらに、HMBの働きを最大限引き出し、その働きが最も高まるのはトレーニングの60分~120分前までにこれを摂取するのが良いと言われています。もちろん個人差はありますが、摂取された後上記の時間を目安に血中濃度がピークになるという特性があります。HMBならば摂取のタイミングもコントロールできて使い勝手も良いのです。

またHMBには、筋肉に関連する2つの主な役割があります。
①筋タンパク質合成のコントロール 筋肉は、mTORと呼ばれるシグナル伝達経路に働きかけることによって作られます。筋肉には、有酸素運動に使われる遅筋と、無酸素運動に使われる速筋があり、筋肉量を増やすのには速筋が重要といわれています。筋トレをしたときの乳酸が蓄積すると、筋肉を傷つけ疲労を感じるようになります。すると、mTORが破損した筋肉を修復しようとして反応し、筋タンパク質の合成が促進され、新たな筋肉が作られます。このときにHMBは筋肉合成を活性化させる働きがあるのです。

②筋タンパク質分解の抑制
哺乳類の身体には、「ユビキチン・プロテアソームシステム」と呼ばれる、不要なタンパク質を分解・排出させる回路があります。これにより、トレーニングによって発達した筋肉は必要性が低いと判断されて分解され、筋肉量が減ってしまうのです。HMBには、このユビキチン・プロテアソームシステムをブロックして、筋肉が失われるのを防ぐ作用があるのです。

理想のボディを作るHMBコラム

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